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【書評】忙しいビジネスパーソンが勉強で最大限の効果をあげる!『レバレッジ勉強法』

本田直之さんの『レバレッジ勉強法』についてご紹介します。

レバレッジとは、「てこ(lever)」の効果を意味します。少ない資本でより多くのリターンを獲得するような意味です。

こんな人におすすめ

  • とにかく忙しいビジネスパーソン
  • 効率的な勉強方法がわからない人

この本は中学生や高校生の方々に向けて書かれているというよりも、大人の方々に向けて書かれています。学生時代には勉強しないほうが良いといった記述もあるぐらいです(汗)

勉強が大切であることはわかっているけど、時間が取れない、効率的な学習方法を知りたいという方々にはぴったりです。

中・高校生の方々にはもっと良い本があるので後日紹介しますね。

何を勉強するかはROIで考える

ROI(Return on Investment)というのは、投資に対してのリターンの大きさを測る指標です。

投資をしてもリターンの出ないものは意味がありません。勉強を投資だと捉え、この考え方を当てはめるわけです。つまり、勉強して大きなリターンを得られる分野を考えるのです。

筆者の本田さんはリターンの大きい分野を3つ挙げています。

  1. 語学
  2. 金融知識
  3. IT

これらの知識は生涯にわたって役立つ知識ですのでリターンが大きいことは間違いなしです。

しかし、人によってはこれらの知識よりもリターンの大きい勉強分野があると思います。自分の人生の目的に合い、リターンが得られるかどうかをしっかり見定める必要があります。

また、本書でも述べられていますが、分散的にさまざまな分野の勉強をするのではなく、一点集中的に勉強していくほうが成果は出やすいと思います。

勉強をするときのコツ

パッシブ思考からアクティブ思考へ

勉強が面白くなる1つのコツがあります。それは、受動的な態度パッシブ思考)から能動的な態度(アクティブ思考)に変えることです。自ら選択して能動的にやっていると考えるだけで楽しくなるものです。

これは勉強だけでなく、すべての行動に当てはまりますね。僕も普段の仕事への態度を変えていきます。

学校の勉強が面白くないのは、やらされている感があるからだと思われます。本来勉強は楽しいものだと思います。ゲームと同じようなものです。

アウトプット中心で

アウトプットなしのインプットには意味がありません!

そして、記憶を定着させるためにはインプットよりアウトプットのほうが効率的です。脳は思い出すときに記憶が定着する仕組みになっています。このあたりもいずれ詳しく本ブログでご紹介します。

作業興奮を利用する

作業興奮という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。

簡単に言えば、「やる気がでる→やり始める」ではなくて、「やり始める→やる気がでる」という脳の仕組みです。

やる気が出ないとき、とりあえず、5分だけ勉強してみることにしてみてください。5分以上勉強することになります(笑)

まとめ

本書には上記で述べたことのほかにも、勉強の仕組みづくり、スケジューリング、試験合格テクニック、英語マスター術など本田さんの知恵が詰まっています。本書を読むこと自体がリターンの大きい投資となるでしょう。

自己投資こそが最もリターンの大きい投資です。

自分という資産を最大化させて、賢く世の中を生きていきたいですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。