書評

【書評】バカとつき合うな

堀江貴文・西野亮廣の『バカとつき合うな』を読みました。本書では避けるべき「バカ」を紹介しています。それにしても、バカと書けるのはこの2人だからこそですよね(笑)

本書のメッセージを一言で要約するなら「行動せよ!」です。僕はホリエモンのファンでこれまでの著書を読んでいますので、特に目新しさは感じませんでしたが、改めて背中を押される思いでした。

こんな人におすすめ!

  • 人と違う人生を歩みたい人(自分の人生を取り戻したい人)
  • 行動力を上げたい
  •  

これらの人にとっては、行動力のカタマリともいえる筆者たちの書いた本なので、多少なりとも参考になる本となるでしょう。ホリエモンの本を過去に読んだことがある方にとっては、同じようなことが書かれていると感じるかもしれません。

こんなバカにはなるな!

本書で紹介されているバカについていくつか取りあげてみたいと思います。

①バカばっかりの環境に居続けるバカ

あなたが自分の人生に自由を感じていないのは、バカばかりとつき合っているからと一蹴しています。本書の結論がまず最初に出てきました(笑) なお、具体的なバカは本書を読み進めることで明らかになってきます。

環境は自分で選べるし、変えられます。運任せにするのではなくて自分から情報を取りに行って環境を変えていく大切さを強調しています。

②人と同じことをやりたがるバカ

あなたは周りの人に自分を合わせていくタイプですか?

もしそうであるならば、チャンスを逃しているかもしれません。その他大勢から抜け出せる人はやっぱり人とは違うことをしているもんですよね。この2人のように。

「人の行く裏に道あり 花の山」

僕の好きな投資格言の一つです。

③ひとつの仕事で一生やっていこうとするバカ

人生100年ともいわれる現代。働き方も個人個人で真剣に考える必要がありますよね。

藤原和博さんの提唱する「1万人に1人」になるための方法を紹介しています。

1つのことで「1万人に1人」になるには才能が必要でも、「100人に1人」なら努力次第で誰でもなることができます。その「100人に1人」の分野を3つ掛け合わせれば、「1万人に1人」の存在になれるというわけです。

不確実性の高い現代です。自分をレア人材にして、やりたいことを仕事にできる人生にしたいですね。

④人生の配分ができないバカ

自分の人生の時間を何にどれだけ投入するかを真剣に考えている人はどれだけいるのでしょうか?学校に行って就職して定年まで勤めるとなると、人生のかなりの部分で自分の時間を失っているともいえるでしょう。

僕自身に関してもいえることですが、会社員をやっている時点では、自分の時間の主導権を会社が握っているといっても過言ではないんですよね。自分の時間を取り戻すために何ができるかをきちんと考えないと人生を棒に振ることになりかねません。

ホリエモンは他者に自分の時間の主導権を握られている時点で自分の幸せはないと喝破しています。

とにかくバットを振り続けよう!

どんな挑戦でも必ず成功するものはありません。失敗します。

でも成功するか失敗するかなんて考えても仕方ないので、とにかくやってみましょう!(自責の念を込めて(笑))

失敗しても貴重な経験値が積み上がります。

バットを振った回数が多い人ほど成功する確率が高まるのです!

行動すればするほど自分を変えられます!世の中も変えられます!

ホリエモンと西野さんが自分たちの人生で体現し続けているメッセージをあなたに送ります。

それでは!